「あなたが知らないウニの世界」、著者アシュリー・ミスケリー氏からの動画メッセージ

昨年10月にウサギノネドコから発売しました「あなたが知らないウニの世界」。ウサギノネドコ東京店では現在、「ウニ展」が開催されていますので、また改めてこの書籍にスポットを当ててご紹介をしたいと思います。

なんと!

「ウニ展」開催に合わせて、著者のアシュリー・ミスケリー氏から、日本の皆様に向けた約8分の動画メッセージが届きました。

前半は「あなたが知らないウニの世界」についてご本人からのご紹介。後半はアシュリー氏が運営している「Sea Urchin Science Center & Gallery (ウニの科学センター&ギャラリー)」内を解説したバーチャル動画ツアーです。

世界中の大変珍しく美しいウニの標本を、日本語字幕付きの動画でご覧いただけます。ウニ好きの方、必見ですよ!

また以下の写真はウサギノネドコ代表の吉村が2016年1月にアシュリー氏を訪問した際の写真です。こちらも動画と合わせてご覧ください。

Sea Urchin Science Center & Galleryの外観。オーストラリアのニューサウスウェールズ州にあるクラジョンという町にあります。クラジョンは有名な観光地であるブルーマウンテンズと隣接しています。

こちらがウニのメイン棚!約350種の多種多様なウニがずらりと展示されています。

アシュリー氏が丁寧に解説をしてくれました。

正形ウニの棚。ご覧ください、この奇妙奇天烈なウニの数々!「この棚の前で何時間でもウニを眺めていられそうです…」とお伝えしたら、アシュリー氏は満足げに「そうだろう、そうだろう」と頷いていらっしゃいました(笑)。

「あなたが知らないウニの世界」の裏表紙でも使ったMicrocyphus rousseaui(アバタウニ属の1種)。紫色の縞模様が大変美しいウニでした…。

動画でも紹介されている展示の様子です。

収蔵庫を兼ねたアシュリー氏のラボラトリー。

ミュージアムと隣接した部屋ではショップのようなスペースも。

椅子のカバーまでウニ!

ミュージアムの外ではウニをクリーニングする専用のスペースがありました。

どのようにウニをクリーニングするか、アシュリー氏自ら丁寧に実演してくれました。

オーストラリアのニューサウスウェールズ州クラジョンにあるSea Urchin Science Center & Gallery。シドニーから数時間かけて電車とタクシーを乗り継いで訪れる場所で、決して気軽に訪れることができる場所ではありませんが、そこまでしてでも訪れる価値のある本当に素晴らしい空間でした。

※ Sea Urchin Science Center & GalleryにWEBサイトなどは現在ありません(アシュリー氏によると準備中とのこと)。

ウニに人生を捧げていると言っても過言ではない、オーストラリアのウニの分類学者、アシュリー・ミスケリー氏。彼が、世界中で撮りためた100種を超える個性豊かな造形と色彩を持った美しいウニが、「あなたが知らないウニの世界」には収められています。ウサギノネドコ京都店、東京店及び、オンラインストアでご購入いただけます。出版社を介さず、ウサギノネドコが細部まで作り込んだ、豪華本です。ご興味のある方は是非ご購入なさってくださいね。

あなたが知らないウニの世界販売ページ


ウサギノネドコ東京のウニ展は9月末まで開催しています。こちらも皆様のご来店をお待ちしています。

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「ウニ展」開催概要
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■期間  2020年7月2日(木)〜9月29日(火)
■定休日 水曜日
■時間  12:00 ~ 19:00 (平日) 11:00 ~ 19:00 (土日祝)
■場所  ウサギノネドコ東京店

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増永元 作品「あの海を想う-ウニ殻-」のご紹介

昨日よりウサギノネドコ東京店では「ウニ展」が始まっております。

ご来店いただくお客様に是非是非ご覧いただきたいのが増永元さんによるガラス製作品、「あの海を想う-ウニ殻-」です。



「あの海を想う」は増永さんのシリーズ作品で、海で拾ったモノにまつわる記憶がテーマです。今回のウニ展のために、ウニ殻をモチーフにした作品を特別に製作いただきました。

細部まで精巧に作られたキダリス目のウニ殻の中には別世界の海が広がっており、3匹のソラスズメダイが優雅に泳いでいます。海の中にはイソバナ(サンゴ)や海底の砂までもが表現されており、まるで自然の光景を切り取ったかのような作品です。


信じられないかもしれませんが、この作品、直径30mmにも満たない大きさなんです(29mm x 29mm x 22mm)。作品をずっと眺めているとまるでこの小宇宙に引き込まれるかのような体験を味わっていただけます。


作者の増永元さんは沖縄県在住のガラス作家です。バーナーワークという手法で小さなトンボ玉の中に海の生き物たちを記録するアート作品を創作していらっしゃいます。

また増永さんは理学博士でもあり、ガラス作家になる前はウミヘビの生態研究者だったとのこと。あまり注目されていない身近な生き物たちの魅力を伝えたいというのが創作の原点だとのことです。ウニやソラスズメダイの造形や色がここまで細部まで表現されているのも納得のご経歴です。

何度も失敗が続き心が折れそうになり、また最後の仕上げまで完成するか失敗するか分からなかったとのこと。この奇跡のような作品をウサギノネドコ東京店で、ウニ展会期中、ご覧いただけます。

作品は1点だけの扱いになりますため、お買い上げいただけるのも先着1名の方になります。多くの方にご覧いただくため、会期後のお渡しになりますので予めご了承ください。



皆様のご来店を心よりお待ちしております。
ウサギノネドコ東京店 店長

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「ウニ展」開催概要
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■期間  2020年7月2日(木)〜9月29日(火)
■定休日 水曜日
■時間  12:00 ~ 19:00 (平日) 11:00 ~ 19:00 (土日祝)
■場所  ウサギノネドコ東京店

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