【ご報告】自然の造形美展

随分遅くなってしまいましたが、
ウサギノネドコでの「自然の造形美展」無事に終了いたしました。

来れなかった方のためにも、
写真で展示の様子をご紹介しますね。

普段は宿として使っている、ウサギノネドコの2階を
ギャラリーのように使用してみました。

ちゃぶ台を囲みながらUNINOCOをみたり、
床の間にタンポポの巨大キューブを置いてみたり…

和室ならではの演出ができたのではないかと
個人的には満足しております。

【展示の様子】 左から「地」「水」「火」「風」。自然の力を利用する植物を使った展示物です。 【展示の様子】左から「地」「水」「火」「風」。自然の力を利用する植物を使った展示物です。

【展示の様子】手前のちゃぶ台には「UNINOCO」。青白く光る奥の什器は「旅する小惑星」 【展示の様子】手前のちゃぶ台には「UNINOCO」。青白く光る奥の什器は「旅する小惑星」

【地】3Dプリントでつくったオニグルミ。中からLEDで照らした作品です。 【地】3Dプリントでつくったオニグルミ。中からLEDで照らした作品です。

【水】マングローブの一種、「ホウガンヒルギ」の種。ステンレスの支柱と、アクリル板で支えています。 【水】マングローブの一種、「ホウガンヒルギ」の種。ステンレスの支柱と、アクリル板で支えています。

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【空】3Dでモデリングしたタンポポの綿毛を光学ガラスにレーザー彫刻した作品。(120mm角) 【空】3Dでモデリングしたタンポポの綿毛を光学ガラスにレーザー彫刻した作品。(120mm角)

【sola cube】これまでに試作でつくったものなど、全49種類を並べています。 【sola cube】これまでに試作でつくったものなど、全49種類を並べています。

【UNINOCO】ウニの殻を「キノコの傘」に見立てた作品。ちゃぶ台に載せてみました。 【UNINOCO】ウニの殻を「キノコの傘」に見立てた作品。ちゃぶ台に載せてみました。

【UNINOCO】ウニの殻は着色や加工など一切していない自然の造形物です。「キノコの柄」の部分は3Dプリンターでつくっています。 【UNINOCO】ウニの殻は着色や加工など一切していない自然の造形物です。「キノコの柄」の部分は3Dプリンターでつくっています。

【旅する小惑星】アクリルに封入した鉱物のキューブ。専用のステンレス什器にいれることで、宇宙空間のような広がりをつくっています。 【旅する小惑星】アクリルに封入した鉱物のキューブ。専用のステンレス什器にいれることで、宇宙空間のような広がりをつくっています。

DMもつくらず、告知はtwitter、facebook、ブログのみ…。

人が来るのかなぁと内心ドキドキしておりましたが、
蓋をあけてみると初日から、ほぼ途切れる事無く
たくさんの方に足を運んで頂きました。

「ウサギノネドコに来てみたかったけど、なかなか機会がなくて…」
という方も結構いらっしゃっいました。

展示会という期間が限られたイベントをやると、
足を運ぶきっかけにもなっていいですね。

こうして発表できる、
新しいモノ作りにまたチャレンジしようと思います。

黄鉄鉱化したアンモナイト

自然を前にしては、どんなすぐれた彫刻家も
敵わないんじゃないかと心底、思います。

このアンモナイト、
なんでこんなにキラッキラッしているかと言いますと、
「黄鉄鉱」でできているからなのです。

殻の炭酸カルシウムが、化石になる過程で、
硫化鉄を含んだ熱水の影響で、
黄鉄鉱化していくんですって。

なんなんでしょうね…。
もう神様のイタズラとしか考えられないですよね…。

この化石はロシアで発掘されたもので、
ジュラ紀(1億9960万年〜1億4550万年前)
に生息していたものになります。

このたび、ウサギノネドコでは、
この黄鉄鉱化したアンモナイトを5個ほど入荷しました。

美しい造形と、
数億年の時間をかけて生成されたというロマンのあるストーリーを
ご堪能いただけたらと思います。

形と大きさで値段が少し変わりますが、
9,000円〜12,000円で販売をしておりますので、
もしよろしければお店に見にいらしてください。